脳脊髄液減少症の日記

主に闘病記、時々趣味。脳脊髄液減少症、線維筋痛症、慢性疲労症候群について

脳脊髄液減少症と起立性調節障害の眩暈吐き気の違い

おはようございます!

僕は、中学の時身長が伸びた時期に、起立性調節障害がありました。

朝血圧が上がらないから起きるのが辛い。

朝礼で倒れる。

授業中じっと座っているのがしんどい。頭が重く回らない感じ。

午前中の倦怠感がやばい。午後と夕方にかけて元気になる

など。

 

結局、脳脊髄液減少症起立性調節障害異なる時期に経験しています。

 

僕が感じた「眩暈吐き気」の違いは

脳脊髄液減少症の眩暈吐き気は、船酔いのように体が揺れて気分が悪くなり、エレベーターで高層階まで何度も移動している感じです。エレベーターで高層階まで往復するので耳のつまる感じが酷いこともあります。脈が早くはならず、冷や汗が出たり意識が遠退く感じはありません。そして気持ち悪すぎて立っていられなくなります。

 

起立性調節障害の眩暈吐き気は、頭がふわふわ抜けた感じになり段段冷や汗が出てきて、脈が早くなり心臓がドキドキしてきます。ざっと血の気が引いてきて目の前が暗くなり、生唾が出てきて吐き気がします。腹痛を伴うこともあります。そして立っていられなくなります。

 

同じ「眩暈吐き気」でも、自分の症状の感じ方では両者には明らかな違いがありました。

結局は僕の場合、両方併発パターンでしたが(笑)

 

診察の時、眩暈吐き気と言っても一概にひとつにはまとめられず、症状を上手く伝えることが難しいと思います。本人の年齢が低いほど表現力が乏しく医師に正確に伝わらないことがあるので、具体的に伝える工夫が大切です。

  1. 目が回る系なのか、血の気が引く系なのか
  2. 目の前が暗くなるかどうか
  3. 乗り物酔いのような吐き気か
  4. 動悸がするか
  5. 耳のつまる感じから来る吐き気か
  6. 多量の冷や汗が出るか

 

小さい子どもに聞くときは「こっちとこっちではどちらに近いかな?」等、2択形式の問いかけにするだけでもある程度どういった眩暈吐き気なのかの把握に役立つと思います。

 

両方の病気を併発したりと、症状の感じ方には個人差があるので、僕が感じた眩暈吐き気の違い

という視点で考察してみました。