脳脊髄液減少症の日記

主に闘病記、時々趣味。脳脊髄液減少症、線維筋痛症、慢性疲労症候群について

2017-01-01から1年間の記事一覧

RIシンチ、残存率の謎

脳脊髄液漏出症では一般的に、 「RIシンチの残存率が30%以下」が参考データとして扱われているようですが、実際には30%以上ある(健常者レベルの残存率)方もいるようです。 自分なりに仮説をいくつか考えてみました。 ①髄液量が減りすぎててぞうえい剤があま…

ブラッドパッチの間隔について

1回目と2回目の間隔をどれくらい開けるのがよいのか? 間隔は最低1~2ヶ月、狭くて大丈夫派医師 ・漏れは早くふさいだほうがいい ・漏れ続けていてろくなことはないし、漏れている状態に体が順応してしまうと漏れを塞いでから増える髄液に体を順応させないと…

線維筋痛症と脳脊髄液減少症の関係性

https://www.healthline.com/health-news/can-an-infection-or-injury-trigger-fibromyalgia-043015#5 興味深い記事を見つけたので載せます。 「線維筋痛症の約80%が、身体的外傷physical trauma を契機に発症。」 その約80%の内容が 「過労(直訳では過度の…

脳脊髄液減少症と起立性調節障害の眩暈吐き気の違い

おはようございます! 僕は、中学の時身長が伸びた時期に、起立性調節障害がありました。 朝血圧が上がらないから起きるのが辛い。 朝礼で倒れる。 授業中じっと座っているのがしんどい。頭が重く回らない感じ。 午前中の倦怠感がやばい。午後と夕方にかけて…

脳脊髄液減少症と体位性頻脈症候群の鑑別について

大変興味深い記事がありました。 先ずは先日の新聞記事をご覧下さい。 両者の鑑別は医師の間でも難しいと言われています。 一般的な小児科などではいわゆる起立性調節障害の方がポピュラーですから、脳脊髄液減少症なのに起立性調節障害の診断が下ることが少…

脳脊髄液減少症の治療法5〜7

こんばんは。 脳脊髄液減少症治療法の続きを書きたいと思います。 5.硬膜外酸素注入 硬膜外に酸素注入する方法。酸素注入して脳を気圧で押し上げる方法 生食パッチは日帰りの場合が多いがこちらは入院する場合が多い ☆ 腰椎穿刺しないので、上手にやると漏れ…

脳脊髄液減少症の治療法 1-4

こんにちは! 雨が続いていてしんどいですね。 今日は脳脊髄液減少症の治療法について書きたいと思います。 1.ブラッドパッチ これが一番オーソドックスな治療法です。 方法は、脳脊髄液減少症の方はもちろんご存知だと思いますが、自分の血液を硬膜が破れて…

慢性疲労症候群とは

慢性疲労症候群~CFSとは 慢性疲労症候群という病気をご存知ですか?いわゆる「慢性疲労」とは違い、原因の分からない極度の疲労感が、長期間続く病気です。人によってはインフルエンザのようなだるさがずっと続いたり、寝たきりになる人もいます。 診断基準…

線維筋痛症とは

線維筋痛症とは、全身的慢性疼痛疾患であり、全身に激しい痛みが起こる病気です。 僕は脳脊髄液減少症なのですが、脳脊髄液減少症でも身体中が痛くなる等の症状が有りました。週一でトリガーポイント注射を全身40箇条位していましたが、後にその症状が脳脊髄…

脳脊髄液減少症とは

脳脊髄液減少症とは何らかの理由で脳脊髄液が減少し、頭痛や様々な全身症状が現れる疾患です。 ★何らかの理由 交通事故によるムチウチ、転倒事故、しりもち、くしゃみ、突発性など、要因は様々です。 こういった外傷により、硬膜が破損し、そこから髄液の漏…